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青粉引

当社の釉薬は昔ながらの調合で、灰と長石だけで作られています。使用している栗皮灰には珪酸分が多く、還元焼成で青白い表情になります。オレンジ色の部分は焼成後の冷めていく段階で作品の赤土の色が表面にまで影響した部分です。。緋色と呼ばれるオレンジ色になる部分も見どころの1つです。

古常滑

平安末期から焼き物の産地として有名な常滑焼。もちろんですが、平安時代に常滑市は存在しません。代わりに中世の時代は知多半島一帯が焼き物の産地でありこれまでに3,000ヶ所以上の古窯跡が確認されています。特に常滑に壺などの技術や良品が集中していました。現代でいわれるところの「古常滑」は、当時の出土品や技法と、それを参考に現代の作家達が作った作品の総称として用いられます。

焼き締め

無釉の焼き物を高温で焼き上げたものを焼き締めと呼びます。本来の土味を生かした素朴な仕上がりが特徴です。少し粗目の土を使って多孔性にすることで水が腐りにくくなったり、ビールを注いだ時にクリーミーな泡立ちとなり口当たりが良くなるといわれています。また、使用前に少し水に潜らせておくと、焼き物本来の美しい表情が一層引き立ちます。当社の作品は還元焼成で焼いています。還元焼成は酸化焼成と比べてよりよく焼き締まります。

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